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ウェディングドレス







ウェディングドレス撮影.jpg

先日、完成したウェディングドレスの撮影を行いました。

ここまでの道のりには1年半の時間がかかりました。


まず、私が求めるドレスの製作を受けてくれるテーラーショップやデザイナー探しから始まりました。

しかし、ベトナムと日本との国の違い、価値観の違いは大きく、そう簡単には見つからず悪戦苦闘の日々でした。


そんな中、出逢った1人のデザインナーさん。

その方は、私の意見に真剣に向き合ってくれ、提案やアドバイスをしてくれました。


私がベトナム人パートナーを選ぶ上で大事にしていることは、柔軟さと人柄。


日本に居たらこの優先順位が違っていたかもしれません。


そもそもベトナム人と日本人の好み(ドレスデザインやサイズ感)は全く違く、

納得してもらうまでには何度も打ち合わせをし、擦り合わせをしてきました。


ベトナムではシルクが有名ということもあり、ベトナムシルクを使用したウェディングドレスをどうしても作りたいと思っていました。


シルク生地はとてもデリケートで水や摩擦に弱く正直ウェディングドレスには不向きの素材。

しかし、他にはない上品な光沢感や肌触り、そして気温が高いベトナムでは風通しがよく涼しく着用できるという大きいメリットもあります。


私が作ったウェディングドレスには1着1着に思い入れがあり、いつかこのドレスを着てくれるであろう花嫁さんの姿をイメージしながら作っています。


イメージに近いウェディングドレスの撮影ができるように、スタジオ、カメラマン、ヘアメイク、モデル探しにもたくさんの時間を費やしました。


今回の撮影に協力をしてくれたパートナーはもちろん全てベトナム人。

言葉も壁も多く、伝わりやすいように詳細などを写真にして事前に全て資料作りもしました。


久々の撮影ということもあり、私も最初は気を張っていましたが、ベトナム人の和気あいあいとした和やかな国民性に救われリラックスして撮影に立ち会うことができました。

ドレス撮影.jpg

この楽しそうなシーンは私のお気に入りの写真のうちの1枚。

ドレスの特徴もさりげなく表現してくれました。


異国の地で、初体験なことばかり。

日本のようにスムーズに進まないことも多いですが、全てが新鮮で刺激的です。

その分、達成感とやりがいは言葉では伝えきれないほど。


たくさんのパートナーに協力していただき、支えていただき、本当に感謝の日々です。



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